型鋼を使ったベタベース製品です。
サイズ:H4000mm W1500mm D200mm
板厚:t9mm
材質:SS
ボルトナットで組み立てて使用するため、溶接個所は最小限。
お客様が現場組み立てで使うとのことです。
筋交いとなる材料と骨組み本体のH鋼をバラバラに納品する為、
どこにどの部材が使われるか混同しがちです。
弊社内にて、組み立てを3回行い、部材の方向性無くとも組み立て可能なことを検証しました。
その際、レベルを出すため、オートレベルにて測定しました。
当初の図面ではボルト穴はバカ穴でしたが、長穴に変更して頂き、組み立て時の作業性UPを狙いました。
H鋼に取り付けた取りつけベース部です。
斜め部材を止める個所のみ長穴にして頂きました。
H鋼と直角になる筋交い部分です。
この部分のみ当初の図面通り バカ穴 にて実施しました。
斜め部分は長穴に変更しましたが、全てを長穴にしてしまうと組み立て誤差が大きくなります。
組み立て自体は作業性は上がりますが、精度を出すのが難しくなります。
このため、誤差が大きくなりすぎないように、キツイ個所を意図的に残しました。
直角部分を仮止め後、斜め筋交いを入れることにより、精度を守り、組み立てし易くした製品です。