溶接 図面 読み方(見かた)

仕事上の会話で、図面読める?や図面バラせる?などの会話があります。
図面を見るではなく、読むと言います。

・見るについて
メールでデータ添付しましたが見れますか?はあります。
また、FAXした図面見れますか?寸法つぶれてませんか?などもあります。
図面見れるか?は存在はしています。

・なぜ読むなのか?
筆者の理解は

依頼者側の意思(意向)を、作り手側に伝えるための読み物だから。と思っています。

『図面を読みとる』が正しいように思っています。
読める=理解できるとなります。
形状や、基準はどこかや、寸法飛びがないか?など。
線と数字で表現されていることを、立体的に具現化するためには、理解が必要だと思います。
2Dから3Dにするため、何がどこにあるのかが分からなければ作れません。

作図者(図面を描いてる人)は、完成形を理解した上で描いていますので、描けます。
しかし、作り手は理解してから作りますので、まずは図面を読み、理解することが先になります。
正面図や側面図、上面図、断面図、斜視図(立体図)など、図面に描かれている情報を
読みとり理解し、作る方法、順番、難易度などを思案します。

実線1本、隠れ線(点線)1本でも、形状を表す重要なものになります。
この線1本で向きが決まる場合があります。
アングルやチャンネルなどの型鋼(カタコウ)は特に必要です。
断面図や側面図などで向きが断定できればいいのですが、
図面サイズ(用紙サイズ)により、断面が描ききれないときなどは、
隠れ線で表示されることがあります。
線1本で向きが決まると考えれば、線の重要性が分かるかと思います。
また、消し忘れの線などがあった場合には、形状が成り立たない絵になっている場合もあります。

・寸法線について
形状を示す線と、寸法線が同じ太さの場合があります。
形状の線なのか、寸法線なのか判断が難しいときです。
断定できる要素は線になりますので、紛らわしい線は極力ないほうが安全です。
特に、穴ピッチの寸法は、形状内部(内側)が多いため、形状線と隣接する場合があります。
これを回避するため、断面図や側面図などを多様し、読み間違いを減らすほうがリスク回避になると思います。

・読みやすい図面
作り手側の理解のし易い図面は、いい図面の一種だと考えています。
図面を読むことから始まりますので、読む時間が少なければ、品物が完成する時間も短縮できます。
3日掛った図面と1日で理解できた図面では2日も短縮したことになります。

・図面バラせるかについて
これは、図面から、パーツを読みだせる(パーツを取れる)かです。
複数のパーツで構成され、ひとつの製品になりますので、
各パーツを図面から読みとり、パーツ図を作れるか?と同じです。
且つ、そのパーツを手配できるか?も含まれます。
反対の意味として、材料支給があります。
パーツは先方が支給してくれますので、弊社であれば、溶接だけやればいい。などの会話です。

このように、図面にまつわる言い方言い回しは複数ありますが、
弊社ではいずれもご対応可能です。(溶接図面と機械加工図面であれば)
製品図面から、パーツ図を起こし、材料を手配することが可能です。
溶断、レーザー切断、ノコ切り、プラズマ切断、ウォータージェット切断、ワイヤーカットなど。
板厚やパーツの用途により、各種切断方法を選定しています。
また、図面指示されていない個所に、捨て加工を施すための加工代を付けた材料取りなども可能です。
図面を読みとり、溶接後の機械加工工程も含めた、材料手配にご対応致します。

最後に。
図面は大事です。当たり前な話ですが、日頃から感じます。
図面は読み物なので、読み手(作り手)に伝えたい情報が入っていなければ、
思い描いた品物は出来ません。
本来、10人の作り手に同じ図面を渡したら、黙っていても同じ物が出来るはずです。
不確定要素がある図面では、解釈の違いにより、違った品物が出来てしまいます。
断定できる図が必要です。

コストダウンをするのも図面見直しで行えます。
仕上げ記号を無くすことや、板厚を既存サイズに変更する、図面の寸法交差を変更するなど。
板厚7mm指定を、既存の9mmや6mmに変更するだけで、切削がなくなり、コストが下がります。
このため、弊社ではいろいろと質問させて頂くことがございます。
図面を読み込み、理解を深め、ご提案やご相談をさせていただきながらお話を進めさせていただけましたら助かります。

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