パラリンピック採火式用トーチ制作
パラリンピックに関われたことは大変光栄なことであり、名誉なことだと思っております。
お声がけくださった企業様、制作にお力添え頂きました複数の企業様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
採火式にも参加させて頂きありがとうございました。
大田区区長の松原様を初め多くのスタッフの方々、猛暑の中お疲れ様でした。
参加者全員がPCR検査を実施した後、感染対策を行った上で撮影を行っておりました。
さて。実際の制作ですが、
『トーチ作れないかな?』と突拍子もない会話から始まりました。
『面白そうですね。多分作れます』と答え、どんなものを作るのか全く分からないままスタートしました。
ステンレス製で作ることは決まっていましたが、それ以外は特に決まっておらず、
図面やポンチ絵もなく、口頭でのイメージのみで制作開始しました。
持ち手のサイズ(直径)から、トーチの大きさ、重さなども決まっていませんでした。
ただ、
・手で持つから重くないもの
・存在感があるもの
・空間がいっぱいあって、ごちゃごちゃした感じ
・なんか捻じれたようなグニューってした感じ
こーゆーイメージを伝えられ、依頼者とともにこんな感じ~を共有しながら進めました。
何度かの変更を行いながら、技術的、納期的にできる最善の形を模索し、最終形状に決まりました。
イメージを形にするのに苦労しましたが、いいものができたと思っております。
CAD上での完成イメージ図
大田区のHPにも記事が掲載されております。
https://www.city.ota.tokyo.jp/kuseijoho/tokyo_olypara_ota/seika/paratorch.html