丸物(S45C製品) シャフト(ローラー)製缶 溶接

S45Cのシャフト(ローラー)製品です。

サイズ:全長700mm 外径φ160mm
素材:S45C
加工:旋盤加工(溶接前加工)

パイプ内部に板厚違いのフランジを2種類溶接する、手の込んだ作りとなっています。
軸部分には小さい段差を付けてありますが、組み付け順番を決める為の段差となります。
この段差を設けることで、組み付け順序が決まりますし、組み付けミスが無くなります。
また、前加工を実施したパイプと軸のセンターズレを抑えることができます。
このやり方は図示はされておりませんが、製作前段階でお打ち合わせしご提案させて頂きました。
フランジ部分の小さい穴は、熱処理時の空気抜きです。
これがなければ、熱処理時パイプ内部の空気が膨張し爆発する危険があるため、
必ずあける穴です。

S45Cの溶接ですので、通常のSS溶接とは異なります。
予熱後熱が必須です。
これは、溶接部のクラックを防止するために行います。
後熱が終わってから、大気中に放置していると割れの危険があるため、
弊社ではドラム缶や防炎シートなどで製品を保護し、徐冷しています。

 

丸物(S45C製品) シャフト(ローラー)製缶 溶接なら
大田区羽田の有限会社三和製罐にお任せください。
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