ハーレー バイク センサーボス溶接 アルゴン溶接 TIG溶接 

バイクショップからのご依頼となります。
車種はハーレーのスポーツスターだと思います。
エキパイにセンサーボスを2か所溶接しました。

ボスの位置出しはショップ様で行って頂きました。
マジックで位置を教えて頂けましたが、仮止め後、実車と合わせると微妙なズレがでたため、
現車がある場所で微調整しながらの仮止めが望ましいと思い、ショップ様で位置決めして頂きました。

今回のボスはご支給頂いたもので実施となります。

仮止め状態の画像です。

ショップ様ではアーク溶接機しかないため、点付けもアークになっています。

画像左がフロント側で、右がリヤ側です。
このボスを良く見ると、隙間がかなりありました。

フロント側のボスとエキパイの隙間です。
4mmほど隙間があります。

こちらはリア側です。
フロントよりも局所的な隙間が大きいです。
5mmほど空いてました。

穴を埋めながら、本溶接を実施しました。
完成画像です。

フロント側です。

リア側です。

※画像にスパッタがありますが、元々からあるスパッタとなります。
今回はTIG溶接(アルゴン溶接)で実施のため、スパッタは出ないです。

ご支給頂いたボスはザグリ加工済み品でしたので、隙間が大きくなってしまったと思いますが、隙間も埋まり問題なく終了となりました。

通常のセンサーボス溶接であれば、エキパイ部にボスが立ってるだけと思っていましたが、
ハーレーは特異な状態でボス溶接されることを知りました。
ボス周りだけでなく、ボスの立ち上がり方向も溶接しなければなりませんでした。
大変貴重な体験をさせていただけたご依頼でした。

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